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2018年03月26日

新茶のおいしい淹れ方

新茶をより一層、おいしく召し上がっていただくために。
難しい作法はありません。
ただちょっと気に留めていただくと、さらにおいしく淹れられる「コツ」をご紹介します。
ポイントは、
1、お茶の葉の量 2、湯の量 3、湯の温度と浸出時間 にあります。

新茶のおいしい淹れ方

ティーライフの『茶のみ話』

水は吟味しましょう・・・
お茶は軟水が合います。硬度が高いと味が淡白になり、
香りも薄く、浸出液は白く濁ります。
(日本の水道水はほとんど軟水ですが、ミネラルウォーターを買う場合は要注意)
水道水はカルキ臭を抜くことが湯沸しのポイントです。
湯沸しの際に、沸騰し始めたら、ヤカンの蓋を少しずらし、
沸騰状態を3~5分間続けるとほぼカルキ臭は抜けます。
湯温が低い温度で入れるお茶も一度沸騰したお湯を湯冷ましして使うことが大切です。

◆準備するもの
・新茶
・急須
・茶碗(湯飲み) ・・・ ここでは小振りな煎茶用の茶碗を使います。
容量は60ccくらい。白磁のものがお茶の鮮やかな水色を楽しめてオススメです。
・お湯  ・・・・・・・・・・ 水を一度沸騰させたものを使います。

1、茶葉の量をはかります

茶葉の量
1~4 人分 ・・・・・ 約5~6g (ティースプーン山もり約1杯)
5~7 人分 ・・・・・ 約10~12g

3人分(茶碗3杯)淹れる場合を想定してやってみましょう。
3人分の新茶、適量はティースプーンで山盛り1杯。

★より濃い味を楽しむには、茶葉をたっぷり多めにすると、香りと味の濃さをより楽しむことが出来ます。

2、お湯の量を決めます

人数分の茶碗に、それぞれ8分目までお湯を注ぎ湯量を決めます。
(湯さましと、茶碗をあたためる効果が兼用されます)。
茶葉が吸収してしまうお湯のことを考えて、茶碗8分目くらいまでたっぷりお湯を注ぎます。

3、湯温と抽出時間を決めます

一煎目はやや低めの温度でさっと、二煎目、三煎目と、お湯の温度を少しずつあげていきます。
湯温 湯さまし回数 抽出時間
一煎目 約70℃ 2回 約15秒~22秒
二煎目 約80℃ 1回 約20秒~30秒
三煎目 約90℃ ポットから直接 約20秒~30秒

★お湯の温度の目安・・・適温にする方法
「湯のみに移し替えるごとに約10℃下がる」・・・この目安を覚えておくと便利です。
例えば、90℃保温のポットから,湯のみにそそぐと約80℃になります。
一煎目の適温は約70℃ですので、もう一度他の湯のみに移し替えると適温になる計算です。

4、茶碗に注ぎます・・・淹れ方のコツと味わい

湯のみに均一に注ぎ分けて、最後の一滴まで注ぎ切ってください。

二煎目をおいしく淹れるコツ

一煎目を入れたあと、急須の中の茶葉は片寄っています。
この片寄りをほぐしてあげましょう。
急須の注ぎ口とは反対側を、手のひらでやさしくトン、とたたきます。
片寄りがなくなり、茶葉がほぐれます。
ここにお湯を注ぐことで、均一にお茶が出て、三煎目までおいしくいただけるのです。

最後に、大切なコツ!

今回は、細かい温度や時間の話しをしました。
こうして、温度や時間でお茶の味が変わるということを理解していただきつつも、
大切なのは、自分なりの「おいしいお茶」を見つけること。
濃いめがお好きな方、さっと淹れたものがお好きな方・・・と様々です。
本や説明書通りにしなくてもいろいろと淹れてみて、
自分にあったお茶の淹れ方を見つけることが、おいしいお茶を淹れるコツだと思います。
「あなた流」でおいしく淹れた煎茶・抹茶を、ごゆっくりとお愉しみください。

(著者:伊東ちか)

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