vol. 003
hugm voice日本のお茶グリンティーナ代表
小泉優子さん
2018年にOPENした日本茶をコンセプトにした小料理屋(い寿み)の経営、全国のお茶のセレクト販売を行っているグリンティーナの代表としてお客様と接している小泉優子さん。 今の仕事に出会ったきっかけ、今後の夢についてお話しを伺った。
はじまりはイスタンブールの「チャイ」でした。
--お茶の仕事に就く事になったきっかけは?
年に3~4回くらい一人でふらっと海外旅行に行くんです。そんな中で、イスタンブールに旅行に行って飲んだ「チャイ」に衝撃を受けて、お茶の道に進む事になりました。チャイと聞くと、ミルクやスパイスが入っているイメージなんですけど、トルコのチャイは紅茶みたいに透き通った色をしているんです。でも、とにかく美味しくて。何でこんなに美味しいんだろう?と色々調べる事から始まりました。色々な茶葉を買って、ネットで調べて、そんな中で日本茶について何も知らない事に気づいたんです。
「天竺みたいな気分」で勉強してます。
--なぜ日本茶だったんですか?
日本人なのに、日本茶の事を何も知らないと実感して、何か勉強できる方法はないかと調べたんです。そしたら、茶道の教室は五万と出てくるけど、日本茶について勉強できる所がいくら探しても見つけられなかったんです。そんな中で日本茶インストラクターの事が出てきて、勉強をして資格を取得しました。日本茶って当たり前に飲んでいるようで、みんなちゃんと飲んでいないんだなって、淹れ方は分かるけど、美味しい淹れ方を知らない事を気づかされました。お茶は毎日淹れるんですが、今日の気持ちにぴったりのお茶を淹れられる事ってほとんどない、やってもやっても道半ばが続いていて、極めた感じになれない。だから、天竺を目指すみたいな気分で日々勉強している感じなんです。
イヤな事はしない!
--仕事で心掛けている事はありますか?
独立したからこそ、組織に所属している時とは違い、受けたくない仕事は断ったりするようにもなりました。小料理屋(い寿み)を一見さんお断りにしているのもそうですね。好きなお客様だけに来ていただける。ただ、お客様に来てもらって喜んで帰ってもらいたい。楽しい時間をここで過ごしていただきたいというのが一番です。ちょっとした感動を差し上げられればと思っていますね。お店の閉店時、最後のお客様をお見送りした後、毎回「あぁ、今日も良い日だった」と充実した気持ちになります。
「お茶しよっ」の選択肢に日本茶を!
--将来の夢はありますか?
ペットボトルのお茶を飲んで「お茶大好き」ってみんな言ってる。急須で淹れたお茶の方が美味しい事を知ってるけどめんどくさいんですよね。ペットボトルくらい簡単に買えて、急須で淹れたくらい美味しいお茶を提供できないかな?って思ったんです。「お茶しよっ」って言いながら飲んでいるのはコーヒーや紅茶の事がほとんど。それは、日本茶を飲める環境がないからだと思うんです。どこにでも美味しい日本茶を買える場所があるというきっかけが作れればなと思っています。
私のゴールはお茶を当たり前にすること。「お茶しよっ」と言った時に珈琲もあって紅茶もあって日本茶もある環境を作りたい。当たり前に日本茶を選択できるように、日本全国にティースタンドを出店することにチャレンジしています。
hugm(ハグム)ナチュラルシャンプーを使ってみて
(モニターとしてご使用いただきました)
--hugm(ハグム)ナチュラルシャンプーを使ってどうでしたか??
乾燥しがちなので、シャンプーを選ぶ時は、しっとり感にこだわります。成分まで見る訳ではなく、訴求でしっとりしているものを選ぶようにしています。1回でしっかり泡立つのは嬉しいですね。仕事が終わるのが遅いと早く終わらせたいって思うんですが、これは付けたまま良い香りでシャンプーしたままその時間を楽しめるのはすごく良かった。マルチオイルも使用させていただきましたが、ドライヤー前に髪に付けて使用しましたが、すごく良かったです。茶の実オイルは食用としてはもらったことがあったんですが、シャンプーは初めてだったのでびっくりしました。日本茶インストラクターとしては、いろんな活用ができるのはちょっと嬉しかったです。
編集後記
仕事とプライベートの力の入れ具合の割合は?の質問に100&100です!人の2倍楽しんでいるんですかね?と話す小泉さん。どちらも楽しくて境界線がない、趣味の延長線上に仕事がある。それが小泉さんの人生にたくさんの彩りを与えているのかもしれない。その笑顔に垣間見れる覚悟がひしひしと伝わってきた。小泉さんのゴール、日本全国にティースタンドを見れる日も、そう遠くない未来なのではないだろうか。