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今を輝く女性のインタビュー
yukie
(内海 由季枝)
振付師
35歳(取材当時)、広島県出⾝。⾼校卒業後上京し、20歳の頃から東京都内を拠点に、舞台やCM、アイドル等の振付演出を⼿掛ける。
振付師として活躍されるyukie様。幼少期から舞台に⽴つことに憧れ、多種多様なダンス、演技、歌唱のレッスンを通じてたどり着いた振付師の道。幼い頃から憧れた世界で、今なお夢に向かって邁進されるyukie様の、お仕事やプライベート、健康・美容法について詳しく教えていただきました。
夢に向かって、
やれることは全てやる
仕事内容を教えてください。
yukie:ダンスの講師は15年位になります。最近は⾃粛の影響で団体レッスンが難しいので、個⼈レッスンを中⼼に⾏っています。振り付けのお仕事はここ4、5年位ですかね。でも振り付けのキャリアって難しくて、ダンスのレッスンの時も付けるので、実際はもっとキャリアはあるかも。ここ数年でメディア系の CMや、ドラマの振り付けをさせて頂けるようになりました。あとは副業として、振付師の傍らずっと飲⾷店の仕事もやっています。
ダンスを始めたきっかけは何ですか?
yukie:きっかけは、幼少期に⾒た劇団四季です。⺟も祖⺟もミュージカルが好きで、連れて⾏ってもらいました。当時⽬⽴ちたがり屋だったのもあり「私も出たい!」とすぐに思いました(笑)。そこから、クラシックバレエやジャズダンス、タップダンス、演技、歌唱のレッスンに通って、ミュージカルの世界を⽬指しました。
年を重ねても
好きなことに関わるために
振付師になるまでの道のりを教えてください。
yukie:舞台に出たくて上京を決めました。 東京にあるミュージカルの専⾨学校に⼊学し、勉強しながら舞台に出て…などをしている内に、ダンスの仕事が増えてきて。教える⽅が先でしたね。⾃分でも表舞台にはちょこちょこ出てはいるんですけど、やっぱり年齢もあるので…ずっと続けていくためには、振り付けができた⽅が年を重ねても関われるかなって。振り付けのお仕事は個⼈でやっているので、セルフプロデュースじゃないですが、いろんなところで「私踊っています!振り付けできます!」とか⾔って、仕事を頂いています。あとは⼝コミとか、そういうところからですかね。副業の飲⾷店の職場でも、お客さんに話したりそういうところからも仕事を頂いたりしています。
夢に対する家族の想い
今の仕事について、ご家族は反対しませんでしたか?
yukie:実家は祖⽗⺟と⼀緒に住んでいて、祖⽗のことが⼤好きだったんです。だけど、仕事の話をしたら、すごい⽢やかしてくれていた祖⽗に「まあ⼥の⼦だから、若い内はやりたいことやればいいんじゃない?」と⾔われて…。祖⽗は多分遊びの延⻑だと思っていて、私が成功するとか、それで⽣きていけるとかは思っていないようだったのでショックでしたね。逆に⺟は⼤賛成でした。両親は私が⾔い出したら⽌まらないと分かっているので、「やりたいならやれば」みたいな。だからすごいサポートしてもらって…。今思うと、ありがたいなって思います。仕事も⼀本じゃできなくて副業もしてますけど、なんだかんだここまでずっと出来てるって事は、続けてるからかなって。
⼀度は離れかけた
憧れの世界
ダンスの世界から離れようと思ったことはありますか?
yukie:今までこんなに舞台に出たがっていたのに、「もう出たくない」って思うことがあって…。⼀⽣懸命頑張っている仲間が理不尽な仕打ちを受けるような現場に居合わせてしまって。その時に「あれ?こんな世界じゃないよね?」と思って、少しだけ離れたことがあります。25歳位ですかね。とは⾔え、離れてた時にもたまに呼ばれて⼈前に出る事はあって、そんな時に拍⼿をもらえたり、「感動したよ!元気になったよ!」と⾔われることがやっぱりすごく嬉しくて。「やっぱり好きだな」と思って、少しずつ少しずつ戻って今に⾄ります。
演者から振り付けの世界に
yukie:離れていた頃が⽅向転換になったように思います。⾃分が表舞台に出るだけでなく、裏⽅でサポートする側になり、演者が気持ちよく演技できたり、ダンス未経験者が楽しくダンスをできるようにしてあげたい…そんな⾵に思いながら仕事をしています 。私は器⽤ではありますが、運動神経がいいわけでも、ダンスがすごく上⼿いわけでもありません。だからこそ、ダンスが出来ない⼈の気持ちや、なぜ出来ないのかが分かります。それを⾒つけて、不安を取り除きながら、楽しくダンスをできるようにしてあげるのが楽しいですね。
考えが煮詰まった時は…
仕事のやりがいを教えてください。
yukie:振り付けをしている時、すごくしんどくて「もう辞めたい」って寝れなくなる時もあります。だけど、私の振り付けを踊ってくれたり、作品ができたりと、形になった時は嬉しいですね。⼀⼈で考えている時間は正直メチャクチャ苦しいです。 アイディアが煮詰まった時は、他の⽅の動画を⾒たり、電⾞に乗って考えたり…電⾞に乗っている時は結構思いついたりします(笑)。⼀つのことに集中するよりも、何かをしながらの⽅が思いつきやすかったりしますね。
仕事をする上で⼤事にしている考えはありますか?
yukie:「この⽅とまた⼀緒に仕事をしたいな」といつも思いながらやっています。この世界は、結構その場限りになることが多いんですけど、またその⽅と⼀緒に何かしたり、繋がりが続いたらいいなと思っています。
家族にも⾒てもらえる
ような⼤きな仕事を
仕事を通じて達成したいことは?
yukie:年をとっても何かを作る現場にはずっといたい。作る側、表現者でいたいなと思います。とは⾔え、年を取ったらダンスは疲れます。⾳やリズムをガッツンガッツン無理に全部取ることはせずに、おしゃれに、なんとなくかっこよくノリたいな。それって⼀番難しいんですけど、そういうのをかっこよく⾃然とできるようになれたらいいなと思います。
あとは、もっと⼤きな振り付けの仕事をしたいですね。両親にも⾒てもらえるような、「これ私がやったんだよ!」と⾔えるような仕事をどんどん増やしたいです。祖⽗は私が⼩さい時に亡くなったので⾒てもらえませんが、なんだかいつも守られているような、助けられているような気がしています。
プライベートと
仕事の境⽬はない
プライベートはどのように過ごされていますか?
yukie:プライベートと仕事の境⽬がないのが、私たちの仕事みたいな感じで…常⽇頃から振り付けのことを考えています。最近はできるだけ⼈に会ったり、ソーシャルディスタンスを保ちつつエンターテイメントに触れ合う時間を作ろうと、映画やお芝居を⾒たり、展⽰会に⾜を運ぶなど、芸の肥やしを作るようにしています。後はゴロゴロしています(笑)。
趣味はありますか?
yukie:趣味は好きなことを仕事にできているので趣味兼仕事みたいな。 まあでもその代わり、保証はないからボーナスもないですし、毎⽉決まった⾦額を絶対にもらえる保証もないから不安定といえばそうですよね。でも毎⽇同じことをするのが苦⼿で、同じ職場に毎⽇通うこととかできないので、毎⽇違う現場に⾏ける仕事ができていることが理想ですかね。そういうふうにできたらいいなと思ってます。
仕事以外だと美味しいご飯を⾷べている時は本当に幸せ! 好きな⼈と⼆⼈で、話をしながらご飯を⾷べたり飲んだりが好きですね。
疲れていても
お⾵呂には浸かる!
健康・美容のためにされていることはありますか?
yukie:必ずすることはお⾵呂にちゃんと浸かること! 疲れていても、ほぼ毎⽇浸かっています。動画を⾒ながらとか、浸かる時間は決めてないけど、その⽇によってダラダラ。⼊りたい時は1時間⼊っているし、ちょっとだけでも⼊らんといけんと思った時は10分でも⼊ったりしますね。ストレッチは⾃分⼀⼈ではなかなかできなくて…。だから仲の良い友⼈に、リモートでストレッチや筋トレに付き合ってもらっています。私⼀⼈だと絶対に出来ないから「⼀緒にやろう」って⾔って(笑)。
⾷事のこだわりは、美味しいものを⾷べる! 低糖質とかグルテンフリーとか、⾊々こうやろうと思っても美味しくなかったら続かないですし、だったら美味しいなって思って⾷べるのがいいと思っています。
ワタシが満ちる潤う
ルイボスティーはどんな時に飲まれますか?
yukie:ルイボスティーは美味しくって、すごくよく飲んでいます。朝起きた時も、夜寝る前も、気付いたら飲むようにしています。⽔分補給の⼀環で、1⽇にやかん1.5リットル飲めたらいいなという気持ちで。今は⻨茶かルイボスティーかという感じですね。
ルイボスティーを飲むと何だか気分転換になるというか、リフレッシュになるというか…そういう感覚があります。最近ずっと⻨茶を飲んでいたから、ルイボスティーの⾹りでちょっと⼥⼦⼒が上がる感じはしますね(笑)。⾊もちょっとピンクっぽいって⾔うか⾚っぽくて可愛いですし。 ルイボスティーは意識が⾼い⼥性が飲むみたいなイメージがあるからかな? カラダのために、常温で飲むことが多いです。
気に⼊っているポイントは⾹りと⾊。気分が上がるって感じですかね。
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