Mikiさんインタビュー

User voice
今を輝く女性のインタビュー
interview_2
Miki
サップヨガインストラクター

28歳(取材当時)、静岡県出身。ラフティングインストラクターとして勤務するかたわら、個人で開業した「Leang yoga(レアンヨガ)」では、サップヨガのツアーなどを開催している。

会社勤めを辞めてバリで資格を取得した後、現在はサップヨガやラフティングのインストラクターとして活躍されているMiki様。自ら積極的に行動することで、道を切り拓いてこられました。これまでの歩みやサップヨガの魅力、今後の夢などをうかがいました。

自分の直感を信じてインストラクターの道へ

自分の直感を信じて
インストラクターの道へ

どのようなきっかけで、インストラクターを目指されたのですか?

Miki:会社勤めをしていた頃からサーフィンをすることが好きで、休日に趣味として楽しんでいました。転機となったのは、ある年の夏、初めてラフティングに挑戦したこと。ラフティングは8人乗りくらいの大型ゴムボートに乗り、乗っている人がパドルで漕いで川を下っていくアウトドアスポーツです。スリルも爽快感もあって、とにかく楽しかったのですが、そのときに「このインストラクターをやりたい!」と強く思ったんです。私は自分の直感を信じて行動するタイプなので、ラフティングを本格的にやろうと思い、翌年に会社を退職しました。

ハワイで訪れた
サップヨガとの出合い

会社を退職されるとは、思い切った決断ですね。

Miki:自分がひらめいたことに対しては、突き進んでいくところがあるんです。今から約2年前、ハワイへ1ヶ月ほど行ったときにサップヨガをやっている人から話を聞く機会があって、おもしろそうだと感じたのも、まさに直感でした。サップヨガの「サップ」とは、「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」という、立った状態でパドルを漕いで乗るボードのこと。その「サップ」に乗った状態でヨガをするのが「サップヨガ」です。水の揺れを感じながらさまざまなポーズを取ることでリラックス効果がありますし、体幹も鍛えられるといわれています。
サップヨガについての話を詳しく聞いてみると、自分がラフティングをやっている川でもできるのではないかと思い、「これだ!」と。それからは、サップヨガのインストラクターとしても活動したいと思うようになりました。

夢をすべて書き出すとやるべきことが見えてくる

夢をすべて書き出すと
やるべきことが見えてくる

それからはどのように行動されたのでしょうか?

Miki:まず、夢として思い描いていることを、お金のことも含め、すべて紙に書き出しました。「サップとサップヨガの資格を取るためにバリに行こう。サップ用品も買い揃えよう。そのためには、いつまでにいくら必要なので、こういうプランで貯金していこう」といった感じで。やりたいと思ったら、すぐに計画を立てて、そのためにやるべき行動を細かいところまで決めちゃうんです。そうすると、実行に移せるようになるので。

そして、バリに行かれたのですね。

Miki:はい。短期留学のような形でバリに行って、ヨガ指導者養成コースのあるスクールで学び、資格を取得しました。お客様に教えることを考えると、自分でもしっかり勉強しておきたいなと思って。万が一の事態に備え、帰国後には応急手当や川でのレスキューなどに関する講習も受講しました。その後、道具などを準備して、マリンスポーツのシーズンを迎えるタイミングで開業しました。

お客様の特別な一日を最高のものにしたい

お客様の特別な一日を
最高のものにしたい

開業された当時のお気持ちはいかがでしたか?

Miki:不安はなかったのですが、夜なかなか寝つけないときもありました。ツアーの予約をいただいた日の前の夜は、「お客様をちゃんと楽しませることができるかな」とか、いろいろ考えてしまって。自分ひとりでは問題なくできることであっても、お客様も一緒となると、道具の管理ひとつとっても忘れているものがないかなどいろいろと気を遣います。また、その日の天候によっては、強風などの影響でサップヨガに取り組める時間が限られてしまうケースもあるため、臨機応変な対応が求められる仕事でもあります。

お客様と接するときには、どのようなことを心がけているのでしょうか?

Miki:インストラクターの私にとっては、水に入るのは毎日のことですが、お客様にしてみたら何ヶ月も前から計画を練って、その日のアクティビティに参加することを楽しみにしてくださっているわけです。それを考えると、天候がどんなコンディションだったとしても、その特別な一日を最高の思い出にして帰ってもらいたいんですよ。そのために自分は何ができるかという部分に自信が持てるようになったのは最近のことで、開業したばかりの頃は大丈夫かなってドキドキしてましたね。

水の上ならではの心地よい開放感が魅力

水の上ならではの
心地よい開放感が魅力

Mikiさんが感じるサップヨガの魅力とは?

Miki:サップヨガは普通のヨガと違って、外で、しかも水上でやるので、心も体も開放的になれるところですね。波の音やセミの鳴き声などを聞きつつ、吹き抜ける風を全身で感じながら取り組めるので本当に気持ちいいんですよ。ボードの上は不安定ですから、揺れると水中に落ちてしまうこともあるんですが、それが楽しくて。インストラクターの私も毎回、楽しんでやっている感じです。

会社を大きくするよりも
大切にしたいこと

これから仕事で挑戦してみたいことは?

Miki:サップヨガのツアーでは、前半にサップで湖をクルージングし、後半にサップヨガをやることが多いのですが、いずれは海の近くに拠点を作れたらいいなと思っています。例えば、サップと民泊をセットにして、泊まりながらサップを楽しんでもらえるようなプランも提供できたら素敵ですね。
私はやみくもにお客様を増やしたい、会社を大きくしたいとは考えていなくて、自分の目の届く範囲で、お客様と楽しく安全にツアーをしたいと思っています。今は利用してくださったお客様からのクチコミで予約してくださる方が多いので、そういった御縁を大切にしていけたらいいですね。

夏は仕事に打ち込み冬はオフ時間を楽しむ

夏は仕事に打ち込み
冬はオフ時間を楽しむ

プライベートで充実感を感じるときは?

Miki:朝4時に起きてサーフィンをするときですね。好きなのは伊豆の海です。水がきれいで、波もよくて。私は趣味を仕事にしているような感じですが、繁忙期にあたる夏の間はプライベートよりも仕事を優先しています。その分、冬はいろいろと旅行に出かけていて、タイ、シンガポール、マレーシア、ネパールの4ヶ国を1ヶ月くらいかけて旅したこともあります。

慣れ親しんだ味わいに
心も体も満たされて

美容や健康のために意識していることはありますか?

Miki:体を冷やさないことは常に意識していますね。寝るときは夏でもショートパンツではなく長ズボンを履いていますし、クーラーの温度も部屋が冷えすぎないように注意しています。飲み物はルイボスティーを1日に1.5Lくらい飲むようにしているのですが、基本的に常温のものを飲むことを心がけています。

慣れ親しんだ味わいに心も体も満たされて

ルイボスティーはどんなときに飲みますか?

Miki:朝、起きたときにも飲みますし、食事のときにも飲みます。出かけるときもマイボトルに入れて持って行きますし、寝る前にも飲むので、ほぼ一日中飲んでいますね。私にとってはお守りのような感じで、毎日飲んでいます。ルイボスティーは味に個性があるので、飲まずにいるとその味が恋しくなるような感じがします。
私はコーヒーをブラックで飲むと気分が悪くなってしまうことがあるんですが、ルイボスティーはノンカフェインなので安心して飲めるのがいいですね。ノンカフェインだと、子どもがいる友人にも安心して勧められます。サップヨガの予約がたくさん入って体力的にハードなときでも、仕事後においしいごはんを食べながらルイボスティーを飲むと満たされた感じがして、また頑張ろうという気持ちになれますね。