武藤 真里恵さんインタビュー

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今を輝く女性のインタビュー
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武藤真里恵
シュガリスタ

33歳(取材当時)、埼玉県出身。美容師免許を取得し、ヘアケアやエステティックの仕事に携わる。現在は日本で7名だけ(2019年時点)のLondon sugaring company技術認定者として、オーガニック・シュガーリング脱毛を行っている。

水・砂糖・レモン果汁のみを用いる脱毛方法「シュガーリング」の専門家、シュガリスタとしてご活躍中の武藤真里恵様。美容専門学校をご卒業されてから、美容のプロとしてのキャリアを着実に築いていらっしゃいます。これまでの歩みや美容への想いを語っていただきました。

その人が本来もっている美しさを引き出したい

その人が本来もっている
美しさを引き出したい

なぜ、美容のお仕事を目指そうと思われたのですか?

武藤:高校生の頃、街できれいな女性を見かけたときに、「この人のどんなところを自分はきれいだと感じるのだろう?」と考えてみたことがあったんです。すると、ブランド品で身を固めてメイクも完璧にした人よりも、シンプルな服装でも肌や髪がきれいな人に私は魅力を感じるのだと気づきました。美容専門学校に進学したのは、外から何かを足す美しさではなく、その人が本来もっている美しさを引き出すような仕事への憧れがあったからです。

その後はどのようにキャリアを築いていかれたのですか?

武藤:専門学校では、パーマやカラーといった施術よりも、シャンプーなどのヘアケアの領域に興味をもちました。当時はまだ珍しかったヘッドスパをやってみたいという気持ちが強く、授業で訪問したサロンの社長さんにその気持ちを伝えてみたら話が盛り上がり、そのサロンに就職することに。毛髪診断士の資格を取り、主にヘアケアの仕事に携わるようになりました。

美しくあるためにはまず健康であること

美しくあるためには
まず健康であること

ヘアケアのみならず、エステティックなどの全身のケアにも興味をもたれたきっかけは?

武藤:ヘアケアで頭皮が健康になると髪も内側からきれいになり、その場ではお客様に喜んでいただけるのですが、再び日常生活でストレスにさらされると、それが髪のダメージとなって現れてきてしまうんですね。どうすればお客様の髪の美しさを保てるのだろうと考えたとき、美しくあるためにはまず健康であることが大切だと思い至りました。そこからはリンパドレナージュ(リンパの流れをよくするためのオールハンド・トリートメント)などの全身のケアや心身の健康に関することについても学び始めました。

ネイティブアメリカンの
聖地を訪ねて

学ばれるなかで、どのような変化があったのでしょうか?

武藤:私は長く東京を拠点とした生活を送っていたのですが、心身の健康について学ぶようになってからは自然が豊かな環境に身を置きたくなって、休暇を利用してハワイのジャングルなどに出かけるようになりました。特に印象に残っているのは、ネイティブアメリカンの聖地といわれている、アメリカのアリゾナ州のセドナを旅したときのこと。現地のネイティブアメリカンの方と、直接お話をすることができたんです。

ネイティブアメリカンの聖地を訪ねて

どのようなお話をされたのですか?

武藤:その方は、「地球が変化しているときに、利己的な社会を選択するか、自然と調和した世界をつくっていくかは自分たち次第なんだよ」と。そのときは「そうなんだ」という程度の受け止め方だったのですが、日本に帰ってきて地球温暖化のニュースを見聞きしたときに、その言葉が心に深く響いてきて。自然と調和した世界を実現するために自分にできることを考えたとき、オーガニックの素材や精油などを活用した施術に取り組むことが最初の一歩になるように思えたんです。
そのための勉強をしていたら、奄美大島のリゾートホテルでのエステティックのお仕事をご紹介いただいて、2年ほど東京と奄美大島を行き来する生活を送っていました。シュガーリングは、そのエステティックのお仕事をする中で知り合った方が教えてくださったんですよ。

自分自身が心から
納得できるものを選びたい

シュガーリングとは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

武藤:水と砂糖とレモン汁のみを使った脱毛方法で、クレオパトラの時代から世界最古のエステティックとして行われていたと言われています。脱毛効果のほかにも、肌の表面の角質がとれるのでトーンアップするといった美容効果も期待できます。私はシュガーリングで使うものはすべてオーガニックのものを選んでいます。これは地球環境への配慮といった面もありますし、自分自身が使ったときに肌が本当に心地よいと思えるもの、自分の大切な人にも心からお勧めできるものをお客様にご提供したいという思いも強いですね。

お客様の笑顔が輝く瞬間に立ち会える喜び

お客様の笑顔が輝く
瞬間に立ち会える喜び

現在のお仕事の魅力を教えてください。

武藤:お客様のお顔が生き生きと輝く瞬間に立ち会わせていただけることですね。疲労回復効果や癒しを求めてサロンに来てくださったお客様が、施術を終えて帰られるときには笑顔を見せてくださるのはうれしいものです。お仕事をさせていただいているのは私の方なのに、お客様から「ありがとう」という言葉をいただけるのは本当に幸せなことだと感じています。

未知の場所での出会いから
多くを学びたい

今後、仕事やプライベートで実現したいことは?

武藤:シュガーリングは日本ではこれから普及していく段階にあるので、いろいろな場所へ足を運び、いろいろな方とお話をするなかで、その魅力を伝えていけたらと思います。これまでを振り返ると、未知の場所へ足を運んでみたことで新たな出会いがあり、そこで触れた自然や文化からさまざまな学びがありました。そういった経験すべてが自分の幅を広げてくれるように思います。これは仕事にとってプラスだからというだけでなく、新しいことを知るのはそれ自体が喜びですから、学ぶことを通じてこれからもさまざまなことに感動していけたらいいですね。
女性であれば、社会人であるほかにも、ライフステージに応じて妻であったり母親であったり、いろいろな顔をもつ自分がいていいと思うので、これからの人生でいつも挑戦し続ける自分でありたいなと思っています。

つくられた背景が明確にわかる安心感

つくられた背景が
明確にわかる安心感

美容や健康のために心がけていることは?

武藤:健康という土台があってこその美容だということを、仕事を通じて実感していますので、自分の体のメンテナンスには日頃から気を配っています。食べ物や飲み物を選ぶときは、どこでどのように生産されたものか、生産者の方々のどんな思いが込められているものなのかも重視しますね。
その点、プレミアムオーガニックルイボスティーは、取り扱っているティーライフの会長さん自らが南アフリカの現地でちゃんと畑を見て、生産者の方と会ってお話をされたうえで自信をもってお勧めされているというところに安心感を覚えました。

生産するプロセスにも注目されるんですね。

武藤:はい。どのようにつくられたものかが明確に示されていると、ルイボスティーの品質そのものに安心できるのはもちろん、それを取り扱っているティーライフも信頼のおける会社だと思えます。お茶って毎日飲むものですから、安心かつ生産者の方々の愛情のこもったものを選びたいですよね。サロンでお客様にお出しするときも「このルイボスティーは南アフリカの畑の様子まで確認してつくられているものだから、本当においしくて安心なんですよ」と胸を張って言えるところがいいですね。

生産者の方々の思いを感じるとより味わい深く

生産者の方々の思いを
感じるとより味わい深く

ルイボスティーはどのようにして飲んでいますか?

武藤:自宅でも外出先でも飲んでいます。朝、沸かしたルイボスティーをボトルに入れて外出先に持って行くと、日中にはちょうどよい温度になっていて飲みやすいんですよ。家で飲むときは、季節に応じてホットにしたり、アイスにしたりすることもあります。
プレミアムオーガニックルイボスティーはすごくすっきりしていて飲みやすいですし、香りがすごく好きですね。それに、生産者の方々が思いをこめてつくってくださったものをいただくのだと思うと、よりおいしく感じますね。これからもティーライフさんの安心できるルイボスティーでリラックスするひとときを大切にしながら、心身のメンテナンスを心がけていきたいです。

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