The history of rooibos tea ルイボスティーの歴史

ルイボスティーの歴史
※画像はイメージ

南アフリカセダルバーグの博物館には、南アフリカの先住民が6,000年以上も前からルイボスの葉っぱを煎じて飲んでいる様子が洞窟の壁画に残っているという記録があり、諸説あるルイボスの起源の1つとされています。
南アフリカの先住民は、ルイボスの細い針状の葉っぱから香り高いお茶を作ることが出来ると知っていて、葉っぱと細い茎を斧で切り落とし、ハンマーで傷つけて堆積させ、発酵させるという現代と同じような方法でルイボスティーを作っていたと言われています。

ルイボス産業の始まりは1900年初頭、紅茶を栽培することに非常に長けていたロシア人のベンジャミンギンズバーグ氏が、そのノウハウを活かしてルイボスティーを取扱い始めたことが始まりと言われています。
1930年以降には国を挙げてセダルバーグ山脈周辺で大規模な生産が始まり、また労働組合も設立されて産業として確立していきました。1993年には民営化し、その後複数のルイボスティーを取り扱う企業が設立され、現在に至っています。

ルイボスティーの歴史

日本においては、1984年に第1次ルイボスティーブームが起こったと言われています。当時から健康・美容茶として嗜まれ、その認知度は年々高まりを見せると共に、徐々に私たちの生活に定着していきました。また、ルイボスティーは店頭の健康茶コーナーが大きくなったきっかけの商品とも言われています。ノンカフェイン飲料であることと、他の健康茶に比べて飲みやすいというところがその要因と言われています。2000年以降においては、インターネットの普及により通信販売という形でさらに多くの方々に認知されるようになり、ルイボスティー市場はさらに拡大し続けています。

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