身体のために飲みたい「甘酒」

ここ数年で大ブームの甘酒。

豊富な栄養から、健康・美容のサポートをしてくれると、ちまたで大人気の甘酒。
そんな甘酒の魅力をご紹介していきます。

甘酒の種類

甘酒は大きく分けて、「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」の二種類があることは、ご存じの方も多いと思います。

①酒粕(酒かす)甘酒
酒造りの際に清酒をしぼり取った残りかす、「酒粕」を水で溶いて、砂糖で甘みを加えて作られます。
子供のころ、お祭りで「酒粕甘酒」が振る舞われていた記憶がある方も多いのではないかと思います。

②米麹甘酒
日本酒と同様に、麹の発酵作用を利用して米から作るものです。
しかし日本酒と違い、甘酒は米のデンプンを麹菌によって糖分に変えているだけ。
飲みやすいので、甘酒が苦手な方にもオススメです。

そして、みなさんが気になる、最近大注目の健康や美容のサポートをしてくれるのは「米麹甘酒」です。
アルコール成分が含まれない「米麹甘酒」なら、運転前でも、小さなお子様や妊婦中の方でも安心して飲めますよね。

「甘酒」のうれしい成分

様々な年代や性別の方にオススメな甘酒ですが、一体、どんな “うれしい成分” が含まれているのでしょうか?

うれしい成分① ビタミンB群
美容や健康にうれしい栄養素としても有名です。
美容が気になる方、多忙で生活が不規則な方は積極的に取りたい栄養素の一つですよね。


うれしい成分 ②食物繊維
“毎日のスッキリのために!”と言えば、まず思い浮かぶ栄養素の一つ、「食物繊維」。
食物繊維は食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない物質。
第6の栄養素と呼ばれることもあるんです!

出典元:食物繊維(e-ヘルスネット)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-016.html
厚生労働省


うれしい成分 ③ミネラル
ビタミンと同じく元気な毎日のためには不可欠な微量栄養素。
ミネラルは体内で合成できないため食物として摂る必要があります。
不足した場合はさまざまな不調をきたすと言われているので、バランスよく摂りたい栄養素です。

出典元:ミネラル(e-ヘルスネット)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-035.html
厚生労働省


うれしい成分 ④ブドウ糖
米麹甘酒は、麹の酵素がお米のデンプンを分解して「ブドウ糖」になります。
ブドウ糖は自然界に最も多く存在する代表的な単糖類で、人体にとっても重要な栄養素。
穀類や果物に多く含まれ、栄養学上重要な糖質が、このブドウ糖です!
米麹甘酒の甘さは、この「ブドウ糖」だったんですね。

出典元:ブドウ糖(e-ヘルスネット)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-030.html
厚生労働省


ブドウ糖が含まれている「米麹甘酒」こそが、ちまたでよく言われている「健康や美容のサポートをしてくれる甘酒」の正体だったんですね!
昔から口にされ続けているものは、ちゃんと理にかなっていることに関心してしまいます…!

「甘酒」をもっと美味しくする“アレンジ方法”

最近は、いろいろなメーカーで甘酒が売られていますが、それでも少し抵抗がある方や、せっかく毎日飲むなら色んな味で楽しみたいという方必見です。

●豆乳ばななスムージー

<材料>
 ・無調整豆乳(または牛乳):50~100cc
 ・ばなな:1本
 ・甘酒(希釈タイプ):大さじ3
 ・氷:お好みで

<作り方>
 1.ばななを5~6当分くらいに切る(手で折るような、ちぎるような感じでOK)
 2. 材料を全てミキサーやフードプロセッサーに入れて、ブレンダーする

朝食にピッタリ。
トッピングに「バニラアイス」をのせて、デザート感覚でも楽しめます。


●甘酒ホッ♡とココア

<材料>
 ・ココア(甘さ控えめ):ティースプーン約3杯(12~20g)
 ・無調整豆乳(または牛乳):120cc
 ・甘酒(希釈タイプ):大さじ2

<作り方>
 1.豆乳をコップ等でレンジで1~1分半くらい温める
 2.1とは別のコップにココアを入れて、温めた豆乳を注いでココアを溶かす
 3.ココアが溶けたら甘酒を入れてよく混ぜる


甘酒が甘いので、ココアは甘さ控えめがオススメ。
アイスでもホットおいしく飲めるのがうれしいポイント◎


●あったか~いジンジャー甘酒

<材料>
 ・甘酒(希釈タイプ):大さじ2~3
 ・水:100~150cc
 ・しょうがチューブ:2cmくらい
 ・はちみつ:お好みで

<作り方>
 1.コップに甘酒と水を入れて、レンジで1分くらい温める
 2.コップを取り出し、よく混ぜたら、しょうがチューブとはちみつを入れてサッと混ぜる


甘酒の風味をしっかり味わえる、身も心もぽかぽかドリンク。
就寝前に飲みたいですね。


●甘酒きなこヨーグルト

<材料>
 ・プレーンヨーグルト:60~70g(1食分)
 ・甘酒(希釈タイプ):大さじ1
 ・きなこ:お好みで
 ・はちみつ:お好みで

<作り方>
 1.ヨーグルトと甘酒を軽く混ぜる
 2.きなことはちみつをお好みでかける


無糖ヨーグルトに、砂糖代わりに甘酒とはちみつを。
甘酒が苦手なティーライフ社員も、「はまりそう!」というほど好評でした。


他にも、お肉の下味に使ったり、お漬物を作ったりと、アレンジ方法はたくさんあります。
色々試しながら自分好みのレシピを見つけるのも、楽しく続けるコツですよね。


自分の健康、家族の健康にうれしい「甘酒」のご紹介でした。